KANEKOのジェフ雑談

ジェフを定点観測。戦術的だったり、スポーツ科学的だったり、叙情的だったり。

【ジェフ批評】【軽め】2022第22節vs大宮アルディージャ

リーグもついに折り返し、後半戦はホームで大宮を迎えてのスタート。前回対戦で不調だった大宮に初勝利を献上した雪辱を晴らし、最高のスタートを切りたいところです。

 

ジェフは4-4-2を継続。右SBに西久保を起用、出場が危ぶまれた新井一は先発し、なんとか本職のポジションでDFラインを揃えることができました。2トップの一角にはチアゴに代わって櫻川が先発。チアゴは負傷でしょうか。試合後、ユナパ付近で車内で陽気に歌う様子を目撃しました。

大宮は前回対戦で2得点の河田がベンチスタート。2ヶ月しか経っていないですが、メンバーが割と変わっている印象があります。

 

 

前半から、ジェフは高い位置を取り攻撃的に入ります。ただ、相手の間にうまく入ることが出来ずなかなかフィニッシュシーンを作れません。攻めあぐねる中の不用意なボールロストから流れを失うと、コーナーキックから失点。セットプレーからファーサイドを空けてしまう形での失点は今季何度目でしょうか。能力云々というよりは、セットプレー守備の構造的な欠陥があるように感じます。

失点後はしっかりブロックを敷く大宮に対してボールを支配して押し込みます。大宮は、人はいるのですが相手の動きに対応しきれずスペースを空けてしまう場面が散見されました。前半終了間際の同点ゴールも、見木のボールキープに引っ張られて秋山をフリーで走らせたところからのゴールでした。

後半も攻勢を強めていくジェフでしたが、得点は生まれず。大きなチャンスもなかなか作ることが出来ずに試合終了。試合全体を見ると勝点2を落とした印象で、ラストプレーのカウンターを見ると勝点1を拾ったとも捉えられます。

 

正直、まだこの完成度の大宮にホームで勝ちきれなかったのは痛いですが、満身創痍のこの状況で負けていないという状況をポジティブに捉えていきましょう。ホーム連戦、次節は東京V戦。天皇杯でJ1王者川崎を倒し、勢いに乗っているかもしれませんが、しっかりと勝ち切りましょう。